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    漏れるんです、限界超えると

    • 2016.10.29 Saturday
    • 08:15
    家は決まった、ひとまず安泰。

    家を紹介してくれたナス農家のk氏が、
    チョコチョコと軽トラで

    荷物を運んでくれ、

    ついでに行く度に掃除をした。

    田舎で家を借りる場合は、

    結構普通みたいだけれども、

    家の物が普通にある。

    下手したら、

    何にも持ち込まずに住める。

    でも、まあ、要らないものも沢山。

    手作り梅干しとか、手作り醤油とか、
    そんな、微妙に捨て辛いものとか、

    仏壇とか。。。

    後日、
    大家さんが、外の納屋に

    全部運んでくれはしたけれど、

    引越し切る前から、

    ギッシリ詰まった家だった。

    あと数日で引越しが迫った、

    ある日の夕方。

    海のそばの、まだ住んでいる家の方にいると、

    クサイ、臭い。兎に角臭いし、

    どデカイ蚊が、異常発生している。
    何度か、この家の大家さんに、

    汲み取りについて尋ねてはいた。

    なんとなく、溢れている感じがしていたのだ。。

    その問い掛けに対して、

    毎度、そんな訳ない、

    と毎回言われて来た。

    私達が借りている期間は二ヶ月。

    その間に溢れるなんて事はない、

    スッカリ空の状態で貸したのだから、と。

    でも、やっぱり、絶対溢れている!

    そう確信して、その日は夫もいたし、

    電話して貰う。

    大家さんは、やっぱり怪訝そうに、

    そんな訳ない!というけれど、

    見てみますから、

    ちょっと、構造が分からないので、

    教えて下さい、と頼む。

    なんだか、汲み取り口が、

    分からないのだ。

    外の物置きの中の扉を開けるとある、
    との事。わかりづら!

    で、見てみた。

    暗闇に、鏡の様にツルツルの

    小さめの四角い穴。。。

    なんだか、一瞬分からない。

    兎に角、蚊がすごい、そして臭い。


    大家さんも来た。

    見て、一言、『溢れとるわー。』

    ツルツルに見えたのは、

    表面まで水が一杯に入っていたからで、

    つまり、雨水が入っちゃったようで、
    それで、すっかり漏れて、

    流れ出ていると、床下へ。。。


    ゾッとする話である。。

    汲み取り来てもらえや〜〜、と、

    大家さんは帰ったが、

    金曜日の夕方であった。

    来てくれるの?

    この町の汲み取りの業者さんは、

    大変に気難しいので有名だ。

    早朝以外は来てくれないし、

    いつ来るかも教えてくれないそう。

    で、案の定、月曜まで無理と言われる。
    トイレ使用不可。。。

    どうするぜ?!!

    台風も来るとの事、数日の内に。

    一時、引越し先に避難できないのか?

    そんな事を思い付き、

    kさんに連絡をした。

    事情を話すと、

    『うわー、そりゃ、あかんですわ。
    病気とかになりますって、そんなとこいたら!迎えに行きますから、待っとって下さい。』

    と、快く受け入れてくれた。

    ひとまずの荷物を支度して、

    kさんの軽トラに積み、

    息子と私は軽トラの助手席、

    夫は原チャリで。

    夫の原チャリの後ろに取り付けた

    荷物入れにも、

    ギッシリと色々が積んであった。


    この家から、大体10キロ圏内だし、

    そんなに遠くないけれど、

    夜は、兎に角暗く、

    近づけば近づくほど、道は悪い。


    私はその時、kさんの親切さと、

    取り敢えず行ける場所が

    ある事に安堵して、

    舞い上がっていた。

    その頃、夫は元氣が無かった。

    田舎暮らしのスタートからつまづいて、
    ひとまず生活の為に働いている

    炭焼き小屋の仕事はキツく、

    疲れ果ててもいたのだろう。

    私は、自分ばかりが、

    次に踏み出す一歩の為に、

    バタバタ動いている、

    と思い込んでいて、

    夫に対してあまり、

    感謝出来ていなかった。

    疲れている彼との会話も少なく、

    何だか、息子にも優しく出来なくて、
    本当にバラバラだった、

    思い返すと。

    でも、兎に角、次へ行くんだ!

    と思っていた、いたら、

    電話が鳴った。

    夫からだ。

    原チャリが付いて来ないな、

    そうは思い

    kさんとも話していた。

    『もしもし、今、どこ?』

    『助けてくれ、転けて、ガードレールに挟まって動けん。。。』


    意味がわから無かった。。

    『何処ですか!?』

    kさんが青ざめていた。

    聞いてみると、

    魔のカーブと呼ばれる国道にある場所。

    スタートして、

    早い段階で転けていた様。

    私は、良く理解出来ていなかった。

    kさんは、事が深刻で、

    一刻も早く着かなければ、

    大変な事になると、即座に理解して、
    見たことのない顔になっていた。

    『奥さん、飛ばしますよ、早く行かないと、ヤバイ!!奥さんは、兎に角、
    息子さんだけを守って下さい。
    俺、旦那さん、助けますから。』

    そう言って、凄いスピードで、

    暗闇を引き返して行った。


    私は、全く現実味も、

    不安とか、悲しみとか、

    そういう具体的な感情が、

    湧いて来なかった。


    ただ、ただ、ゾワゾワしていた。

    次回に続きます。
    移住生活ランキングへポチっとしてくれたら嬉しいです。
    ブロトピ:ブログ、やっと更新しました。

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